霧島市の養護教諭・栄養教諭・保健指導担当・保護者の方々などが参加される
「霧島市学校保健研究協議会」にて
「寄り添う食育〜子ども達に伝えたい地産知消」と題して、講演させて頂きました。
参加者は約240名と聞いて、ビックリ!
緊張しましたが、私が15年間、食に携わる仕事をしてきて、日頃感じていることを中心に想いを伝えさせてもらいました。
以下、参加された皆さんから頂いたご意見・ご感想です。
貴重なご意見をたくさん頂きました。良かったらご覧下さい。
【講演後のアンケートより〜ご意見・ご感想】
1講演で話されていた寄り添う食育、一緒に食べる時間を持つと言うところがとても印象に残りました。
2子ども達の学校の給食の時間でも、保健・栄養の面からいろんなことを実践されていると思います。
3今日の貴重な講演をふまえてもう一度取り組み方を再考されてもいいのかなと思いました。よりよい形が作っていけるように、毎日の給食時間を楽しめるようになってほしいなと思いました。
4食育の内容として、新鮮な内容だった。
5とても良かったです。おしげもなく自分の経験や思いを語られ、伝えられる言葉には説得力がありました。ありがとうございました。
6今後の食事をもっと楽しみたいと思いました。
7内容が整理され、わかりやすいでした。子どもと一緒に時間を共有するということが大切なのかなと感じました。
8食育は考えたり食べたりするだけでなく、体験などをすることにより学ぶことで心に残る食育ができるんだと思いました。
9大変興味深い話でした。杉水流さんの情熱と研究心を感じました。心に残る講演でした。
・食育についてのお話、とても興味深く聞けました。食べることにとって本当に大切だと思います。「笑顔花咲く食」家庭で心がけていきたいと思います。
10「美味しい」よりも「美味しそう」。毎日の「今日のごはん何?」と聞かれているが、それは食を楽しみにしていること。マンネリしている我が家の食事ですが、家族で一緒に食べる・・・、我が家も食育しているのですね。
11聞きやすい内容で、「地元を知る」ということを改めて考えさせられました。
12鹿児島の食について初めて知ることがたくさんあり、楽しく話をきくことができました。いつもと違う視点から食について考えることができ、よかったです。
13食育は日常の中でできることをとても分かりやすく教えていただきました。
14できるだけ家族全員で夕食を食べるようにしているので,食育につながっていること,食の大切さ,食の深さを感じた.すごく勉強になりました。
15食についておもしろい話がたくさん聞けました。いろいろなアイデア,少しの工夫で「食育」は楽しめるのだと思いました。
16興味深い講演でした。小1の子どもが給食の献立をみて「学校に行きたくない」ということが数回ありました。結局食べたらおいしかったようです。給食を楽しみにしているのだなあと思いました。
17とってもいい話を聞いたって感じです。さっそくできることから始めようと思います。
18むずかしくなく楽に聞いていられました。
19フードコーディネーターという職についても全く未知のことでしたが、食ということに対し愛情を持って接していらっしゃるだなあと感じる講演でした。寄り添う食育の実践に家庭でも取り組んでいきたいです。
20フードコーディネーターのお仕事は無限大、奥が深くてすてきな職業だなと感じました。
21初めてフードコーディネーターということを知って、子ども達にも伝えていきたいと思いました。鹿児島の食はとてもおいしいので、もっとみんなに知ってほしいです。
22とてもいい経験をされていて聞いていて楽しかったです。「寄り添う食育」っていいと思うけど、自分の家では食べ方(マナー)や好き嫌いを怒ってばかりで子ども達は楽しくないだろうなあと感じています。もう少し一緒に楽しんでできたらいいですね。でも盛り付けや材料を工夫するのは自信ないです。頑張ってみます。
23フードコーディネーターという仕事の内容を初めて知りました。メニューからスタイリングまでトータルでコーディネートできる仕事をできるなんてすばらしいなあと思いました。鹿児島に住んでいながら、お茶もお茶の葉から入れてまで飲むことは少ないし、魚も鹿児島の魚をそんなに食べていないことに気づきました。スーパーで選ぶときは生産地を気にして買うようにしようと思いました。
24料理の腕にあまり自信が無いので、まずは見た目から見直してみたいと思いました。
25貴重な講演ありがとうございました。とてもわかりやすく聞きやすかったです。毎日の営みの食は自然な形で子どもにもありがたさを伝えていくことができればいいですね。魚好きな私、我が家ではありますが、あまり「魚屋さん」に出会えないのをいつも残念に思っているところです。食と農の密接な関係も子どもにも教えたいものです。
26共働きで手の込んだ食事を作ることがなく、もっとお話であった、子どもに合わせて寄り添い耳を傾け、伝え、共に味わって子どもが大きくなったとき、母の味、思い出の味が思い出してもらえるような食卓にしていきたいです。それと、もっと食に関心をもち、鹿児島産のものを使ったメニューを取り入れていきたいです。食事の大切さ、すごく感じました。子どもは男の子ですが、もっと台所に立つ機会を作っていきたいです。
●今日講演にあった魚を使ったレシピなどものせていただけたら嬉しいです。
27鹿児島は魚の水揚げ4位とは全然知りませんでした。魚食の機会を増やして、鹿児島産を食べさせようと思いました。物産館などにも行きたいと思いつつ行けないので、頑張っていこうと思います。
28フードコーディネーターの杉水流先生の講演では、普段なかなか聞くことのできないフードコーディネーターとしての活動内容から食のありがたさ、楽しさ、可能性を感じました。とても興味深い話ばかりで80分があっという間でした。今週ちょうど「鹿児島を丸ごと味わう給食週間」として、小学校でも食に関する展示や読み聞かせ、鹿児島産・霧島産の食材を使用した給食を味わうなど様々な取組をしています。しかし、今日のお話から、改めて地産知消の大切さと、意外と知らない事が多かった驚き、食のおもしろさを感じ、一緒に寄り添いながら伝えていきたいと思いました。
29家庭での食について見直すことができ、参加できて良かったと思います。子ども達が楽しく食べることができるように頑張りたいと思います。
30とても内容豊富で聞き応えのあるすばらしい講演でした。生きるための食も大切ですが、食を楽しみながら生きることの楽しさにつなげられたらと思いました。
31食育について寄り添い、耳を傾け、伝え、共に味わいを感じるということを考えるきっかけづくりをしてくれて本当によかったです。また、食材を食べる機会、見る機会を体験したい。
32日々忙しく過ごす中で食事を摂ることもばたばたしていたかなと思いました。家族、特に子ども達と寄り添ってゆったりした気持ちで食事ができるように時間と心に余裕をもちたいと思いました。
33いつも同じお皿を使っているので、気分を変えて皿の使い分けをしたいなと思いました。
34家族に寄り添うことが感じられる講演でした。魚・お茶の生産は多いのに消費は少ないなど、自分の食卓を思い浮かぶことでした。自分を振り返ることができる元気の出る講演でした。鹿児島を見直した時間でした。
35「知消」知って食べる、知っていただくことの大切さ、食文化について知り、人を知る楽しさを感じました。場・ステージに関わる人と人のつながりの温かさを感じました。また、自分の食のために時間をつかう、人のために何をつくる大切さを最近気づきつつあります。ありがとうございました。
36講演を聴き、魚食率が鹿児島ワースト3位と聞きびっくりしました。それと同時に残念でもあります。こんなに海に囲まれ魚の漁獲量は高いのにもったいないとつくづく思いました。うちも週2~3回は魚料理を心がけていますが、実際に鹿児島産を活用しているかと問われると恥ずかしいですが、そこまで気をつけて買っていないなあと反省しているところです。地産知消をもっと広めて、鹿児島にはおいしい物がたくさんあることを多くの人に伝えていきたいと思います。ありがとうございました。
37食育に意識することがなかったけど、先生の話を聞いて、今までの子ども達との食事前や食事中などを考えていたら、少なからず「食」について話していました。息子の「お母さんが作った○○がおいしい」とか娘二人が「この間食べたのがおいしかった」など会話をして、子ども達のリクエストをよく夕食に出したりします。また、娘二人が通っているお寺の保育園での食事のあいさつが我が家でも言ったり、保育園で育てた野菜のことを話したり食したりしたことを教えてくれています。今から「食育」を意識してみようと思いました。
38「地産知消」とてもいいと思いました。とてもためになる講演になりました。
39鹿児島に住んでいますが、知らない事がいくつかあり(お茶・魚の消費)、参考になりました。スーパーで売っている野菜はなるべく買うようにしていますが、魚・お茶はあまり使っていなかったなと思いました。杉水流さんが言うように今日の講演で知り、今後地産知消していきたいです。
40「地産知消」という言葉をよく耳にするが、それを家で出来ているのかを考えることができた。特に魚。なじみのない魚はやはり手にしにくいと思う。それを使うために知ることは大切なことだと思う。
41魚食率ワースト3位は驚きました。食べ物は舌ではなく、目で味わう。味覚、驚きました。おいしいではなく、おいしそう、目指したいです。桜島大根、年に一度だしてみたいです。講演よかったです。これからの生活に役立てたいです。
42自分も飲食店を自営しているので、地元の食材ということにこだわって使っていますが、地産知消で料理を作ることはとてもコストがかかり難しいところです。また、夜両親とも家にいないため、子どもは一人で個食となります。先生の食育のお話を聞き、「今の子どもとの時間は二度と来ない」のに、どうしたらよいか、もう一度きちんと考える機会になりました。
43食について改めて考えさせられることが多かった。特に地産地消ではなく地産知消は大切なことだと思った。また、豊かな食育についても考えさせられた。とてもすばらしい講演だった。
44鹿児島初の1級フードコーディネーターであり、県で唯一の杉水流先生ということで県内一人ということでびっくりしました。地元で生産されたものを知って消費する「地産知消」に熱心に取り組まれているのだなあと思いました。たくさんの種類の魚が獲れる鹿児島だけど、魚をあまり食べていないとのこと、魚を食べないのではなく、魚の料理のレパートリーが少ないと感じました。次回は魚料理を教えてほしいと思いました。新米の塩おむすび、おいしいですよね。
45鹿児島の食材は豊富なのに、消費量が少ないということに驚いた。どうしても子どもが好きな物を作る方が自分も楽しいと思えるので肉が多かった。もっと魚や鹿児島の物を意識して食べるようにしたい。そして、子どもにも食材のことを話しながら食事をするようにしたい。
46寄り添う食育という言葉がとてもいいなあと思いました。料理はあまり得意ではないけれど子どもと一緒に体験することをしていければと思いました。地産地消→地産知消も地元の物を食べているようで食べていないなあ。自宅でも魚料理は少ないなあと思いました。いろいろな話とても楽しかったです。ありがとうございました。
47食育についてあまり考えることがなかったので、いい機会になりました。普段から地元の野菜等は物産館等に買いに行ったりして使っていましたが、魚は刺身とか焼き魚、煮魚とワンパターンいろいろな魚を使っていませんでした。和食にこだわらずいろいろ試してみようと思いました。
48食の大切さがよく分かる内容でした。舌で味わうのではなく目で味わっているというのはなるほどと思いました。子ども達にとって体験して目で見て味わうことはとても大事なんだと思いました。忙しい日々の中でなかなか家族全員がそろって食事をすることは少ないですが、1週間に一度でもみんなで囲むようにしたいと思います。
49食に関する仕事を活動の場を変えて活躍されている様子を聞けて良かったです。小さい頃から食べ物(本来の物)を触れさせる体験をすることは大事だなあと思いました。まず、視覚を頭に入れて料理を作っていきたいです。
50栄養士として「地産地消」にずっと努めてきました。その中で、やはりいくらこちらが地元産を入れても子ども達の興味は薄く、思いは届かない状態ですが、一口メモや話しに行くと(直接ふれあう)よく食べてくれます。「寄り添う大切さ」を感じる毎日です。職業としては大切さを感じていますが、一人の母親としてもっと我が子にも寄り添ってみようと思いました。
51大変面白い講演でした。食に対する意識が大きく変わりました。鹿児島は食物に恵まれている県なのに消費量が少ないことにも驚きました。料理が苦手な私ですが、鹿児島産のものをなるべく多く取り入れて毎日の食事を作っていきたいです。
52細かい説明をしていただき、とても分かりやすかったです。地産知消という言葉も理解できたので、自分たちも地元の食材の生産された物を知って、おいしくいただけるようにしていきたいと思います。
53給食室からのにおい,作っている人の姿が子どもたちにはとても大事だと思いました。
54おいしいものを食べると本当に元気になれると思います。仕事がらお年寄りと接する機会が多く,食べる,おいしく食べられる方は元気です。今日の話もとても参考になりました。自分自身もおいしく,おいしい物がたくさんある鹿児島に暮らせていることに感謝しながら,食を楽しみたいと思います。
55食についてもっと知りたくなりました。先生のお家の子どもになって一緒にごはんを食べたいなあと思いました。すてきなお話をありがとうございました。
57食から道徳教育,郷土教育,○○教育いろいろな広がりの学習が子どもたちの健全育成につながると思います。キャリア教育の視点でも聞かせていただきました。学校給食で魚,積極的に使ってほしいですね。
58おいしさは食べる前に決まる。野菜を切る音,煮る音,だしの臭い,焼く音などが毎日の夕方の出来事。「今日は○○だね」と子どもがメニューを言ってくる時がある。大人になっても思い出してくれると実感しました。
59地産知消の意味がよく分かりました。食は栄養や味のことばかりが頭に浮かびますが「楽しむ」ということが今ひとつ忘れ去られているような気がしました。
60「食育は一括して教育できることではない。寄り添うこと,教えることでも,育てることでもない,子どもにあわせて寄り添い,耳を傾け伝えともに味わい感じる楽しむこと」まさに食育だけでなく保健指導そのものがそうだと思います。集団でするのではなくひとり一人に寄り添う事の大切さを再認識しました。
61桜島大根を食べたことがないので,みかけたら食べたいなあと思いました。
62給食週間でもとてもタイムリーでした。
63食育の講演をもっと取り入れた方がいい。私たちは今日の講演で知ることができました。
64食について興味を持ち,子どもたちが楽しんで食事できるように提供する。私たちも地元の食材を使用し,子どもと共感しながら食べていけるよう教育できたらいいなあと思いました。
65“食べる事は生きること”口から入る物が自分の体を作っているということを今改めて感じています。学校現場でも“食に関する指導”をデザインする力が求められていると思います。本校も小規模校で,全校で給食を毎月1回実施しています。食環境や盛りつけ,雰囲気作りに配慮しながら工夫していきたいと思いました。
心を込めて書いて下さったアンケートから、私も元気とパワーをもらいました。
嬉しい言葉もたくさん!
食育というキーワードでご依頼頂いたのは初めてでしたが、つたない想いが伝わったようでホッとしました。
参加された皆さんにとって、少しでも参考になれば幸いです。
私にとって、産前最後の大仕事。
無事にお話できたのも、サポートして下さった事務局の先生方のおかげです。
感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました。