告知して、たった1日で満席になった企画。
やっぱりイチゴはみんな大好きなんですよね♪
楽しみにしていた、イチゴづくしの日。
まさかの雷雨でスタートでしたが、ハウス栽培なので予定通り実施しました。
ここゆ農園の有村さんが溝辺で育てている「無農薬イチゴ」
無農薬でイチゴを作る方は、なかなかいらっしゃいません。
有村さんは、病気や害虫に弱いイチゴを守るため、納豆菌や乳酸菌などをブレンドしたしか屋さんの有機資材を使用しているそうです。
話を聞いた後は、早速いちご狩り。
ほとんどのいちご農家さんは5月頃まで収穫をしますが、有村さんは4月いっぱいで今年はおしまいということで、みんなで摘み納め。
摘みたてをパクリ。「美味しい!!」
自然の甘さが濃縮されたような、とても深みのある味でした。
いちご狩りの後は、トラットリアシンさんへ。
有村さんの無農薬いちごを贅沢に使った「いちごづくしのミニコースランチ」をいただきました♪
お料理を順にご紹介します。
「冷たい紅ほっぺと若い香り」
紅ほっぺのグラニテに生姜のエッセンスで乾杯。
いちごの花も添えられていました。爽やかな味でスッキリ!
「苺のメレンゲにそら豆とフォアグラを合わせて」
いちご畑をイメージした、イカスミのパン粉を散らしてあってオシャレな一皿。
苺のメレンゲとフォアグラの相性も良かったですが、有村さんの畑でとれたそら豆のツルも美味しかったです!
これは、榎田シェフが実際に畑に行って、美味しいと感じて料理に取り入れたそう。
柔らかくて臭みもなく、ビックリしました。
土にこだわってるからこそですね。
14名のお客様の料理を次々に仕上げていく、榎田シェフです。
盛りつけも細部までこだわっています。
「鹿児島産黒酢鰤と紅くるり 黒酢の香りを纏った苺を添えて」
福山で無投薬養殖にこだわっている「黒酢鰤」
イチゴとこんなに相性がいいなんて。酸味と鰤の旨味のコラボが最高でした!
「イタリア産ゴルゴンゾーラと“とよのか”鹿児島産 新馬鈴薯のニョッキ」
私は、これが1番お気に入りでした。
濃厚なチーズにいちごの風味を纏ったニョッキ。
ワインが欲しくなる一皿でした。
「霧島産 鹿肉のブレザオーラ サンジョベーゼのリゾット レッドグローブの自家製レーズン 苺のアクセント」
霧島でも鹿肉の捕獲が始まっています。
害獣対策といえども、生き物の命。大切に頂きたいですね。
ブレザオーラは、生ハムのことです。
深みのあるベリーレッドに仕上がった鹿肉が、苺とピッタリでとても美味しかったです。
「紅ほっぺのストゥルーデルとオーガニックチョコのジェラート 苺畑のイメージで」
苺の葉が添えられて、ソースは青イチゴを使用。
酸味がほどよく、ストゥルーデルがすすみます。
最後は「苺とミントとアールグレイ」
ドライ苺の風味と香りがアールグレイにほんのり溶け出て、フルーティーな美味しさでした。
最初から最後まで、苺づくし! まさに夢のような贅沢なひととき。
こんな風に生産から料理まで、ゆっくりと学び、味わう時間っていいなぁと改めて感じました。
また企画したいと思います。
参加して下さった皆様、本当にありがとうございました!