生醤油を使ってみて思うこと

2014年09月04日

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先月、かごしまホンモノの食研究会で醤油の勉強をした時に、頂いた「生醤油」

いわゆる添加物が何も入っていない醤油です。

なので、冷蔵庫保管が鉄則!

常温に置いておくと、発酵して蓋がポンと外れるそうです。。。

 

8月上旬に勉強してから、かれこれ1ヶ月、我が家の料理はすべてこの生醤油で作ってみました。

薄口醤油の方が減りが早いですね。

ずっと使ってみて思ったこと。

「生醤油は、だしが活きる!」

どういうことかというと、いつも天然だしをひくんですが、味つけするとだしの旨味がぼけてる気がしてたんです。

味噌はだしの旨味が活きるのになんでだろう??と、思っていました。

原因は醤油の添加物だったんだなと、ようやく気づくことができました。

一般的な醤油は、ステビアやサッカリンなどを入れて、甘味を+してあります。そして、常温保存が可能。

もともと甘いので、醤油を入れただけで「甘辛い味付け」ができます。

でも生醤油は甘くないので、砂糖やみりんで自分で調整します。

とてもあっさりした「甘辛い味付け」が出来ます。

天然だしを活かすには、調味料も自然本来のものが合うんだなと実感。

味噌は添加物が入ってないですもんね。

よく考えたら分かることなのですが、生まれてから今まで甘口醤油で育った私は、気づくのが遅かったです。。。

でも決して、甘口醤油を否定しているわけではないですよ。

新たな発見だったので、書いてみました。

興味のある方は、試してみて下さいね(^^)

杉水流 直子 / 日本フードコーディネーター協会認定 1級フードコーディネーター / 株式会社 Table of Smile 代表取締役

杉水流 直子 Naoko Sugizuru

日本フードコーディネーター協会認定
1級フードコーディネーター
株式会社 Table of Smile 代表取締役

鹿児島市出身。鹿児島純心女子短期大学食物栄養専攻を卒業後、甑島で3年、鹿児島市で2年、学校栄養士として食育と栄養管理に携わる。

株式会社寿福産業にて8年間、フードコーディネーターとして、メニュー監修や撮影スタイリング、店舗コーディネート、販売促進などを担当。