あっという間にカレッジも最終回を迎えました。
3級をお持ちの芝さんから、料理教室やセミナー講師を通して感じることをお話いただきました。
芝さんは、鹿児島郷土料理マイスター講座の運営や鹿児島女子短期大学のフードコーディネーター概論の講師もされています。
みんなで「あなたにとっての郷土料理と思い出のエピソード」について話し合い、それぞれが大切にしている味について知ることができました。
お昼はPorta Fortuna Matsuoさんへ。
鹿児島食材を活かした丁寧なイタリアンを味わいました。
牛肉の赤ワイン煮は、ホロホロ。
どのお料理も優しい味で美味しかったです。
最後はシェフから料理への思いも聞くことができました。
ただ食べるだけでなく、こういう時間がとても大切だと感じてます。
後半は、私の方から「レストランメニューの考え方」と題してお話させていただき、
実際に皆さんにメニューを考えてもらいました。
【芝さんのお話を聞いて】
・食の発信者としての職業を選んだ芝さんの経歴はとても興味深く、みなさんに聞いてくださった郷土料理や思い出の味のおかげで、ここのところ胸に抱えていた想いを考え伝えることで改めて「やりたい!」と思えました。ありがとうございました
・皆さんのお話を伺うことにより地域・家庭それぞれの味を知ることができて、あたたかい気持ちになりました。
・郷土料理の楽しさがとても伝わって来ました。味だけでなくコミュニケーション。子供に記憶に残る郷土の料理を伝えたいと思いました
・郷土料理は地域によっても呼び名が変わって面白いなと思いました
・あるきっかけ(にんじん)がこんなふうに変わっていくんだと思いました
・食について改めて考えさせられました。一人一人食について思い出、ストーリーがあり、食の大切さを感じました。鹿児島にいながら知らない料理もあり勉強したいと思いました。
・好きを仕事にしていくことの楽しさがつたわって来ました
・自分なりの郷土料理を持てると良いなと思いました
・鹿児島の郷土料理、知らないものもたくさんあり、また地域によって料理の名前が変わったりして奥深いなと思いました
・皆さんの郷土料理や心に残るエピソードがとても面白かったです。同じ料理でもそれぞれの思い出があったりして、自分自身も振り返ってみるとおばあちゃんの味がとても好きなんだなと実感しました
・目標に向かう姿勢、進むタイミング等、学ばせていただきました。人とのつながりの大切さも感じました。
【杉水流の話を聞いて】
・視覚がこんなにも食に関わっていることを初めて実感しました。「美味しそう」と思ってもらえるためにはどんなことを工夫したらいいのか。メニューを考えるのとても難しかったですが、とても勉強になり楽しい講座でした。
・味だけでない様々な要素が大切だとわかりました。本当に開店するかのような楽しい気持ちになりました
・美味しいよりも美味しそうと思わせることが大事。日々考えることが必要だなと感じました
・イメージはひとつ出てくると、くるくると楽しくなりました。感性を磨く…!!頑張ります!
・美味しいよりもまず美味しそうということを伝えることが大切だと教えてもらいました。イメージする表現力をつける勉強をしたいと思いました。
・なるほどと思いました。これまで食べたことがないのに美味しそうと言うのは失礼だと思っていたのですが、やはり美味しそうでいいんだと安心しました
・短時間では考えるのも説明するのも難しかったです。でも美味しさは美味しいだけじゃないんだと思いました。
・コンセプトを決めるのが結構難しいなと思っています。メニューは決められてもキャッチコピーやメニュー名が決められませんでした。ちょっとしたことで魅力的になる、食べたくなるは本当ですね。色々勉強になりました。
・今後のお店の運営に活かすことができる学びでした。メニュー名やキャッチコピーが苦手なので克服していけるようにしていきたいと思います。
・とっても楽しかったです!これを機に鹿児島の食材をもっと知りたい!もっと食べたい!と強く強く感じました!!
「第1期 鹿児島フードコーディネーターカレッジ」全5回、無事終了してホッとしたような寂しいような・・・
受講してくださった皆さん、ご協力いただいた講師の皆さん、お店の方々、本当にありがとうございました!
私にとっても毎回とても楽しく、充実した時間でした。
伝えたいことが多すぎて、まだまだ時間が足りなくも感じましたが、受講生の皆さんにとって、学びや感性を磨くきっかけになれたら幸いです。
このカレッジは、来年度も開講予定です。
ご興味がある方は、ホームページのチェックをよろしくお願いします。