まもなく3歳。我が家の食

2016年08月02日

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長男。3歳の誕生日まで10日を切りました。

よく味覚は3歳までとか言いますが、思い返せば5ヶ月すぎから離乳食を始めて約2年半。

息子に料理を作り続けてきました。

母親としては当然のことですが、2年半で何回分作ったのかな、どんな食材を食べさせたかな

なんて考えると感慨深いものがあります。

 

私は職業柄、「いつもいいものを食べてそう」と言われることが多いのですが、意外と粗食です。

ご飯とお味噌汁と納豆、果物の朝食がベースで、たまにパンとヨーグルト、フルーツの朝食。

お昼や夜のおかずも手の込んだ物よりシンプルな物が多いです。

ただ、やはり食材は安心して食べられるもの、産地が明確な物を選びますし、旬は大事にしています。

 

食育、食育と言われ始めて約20年?

私は特に食育を意識しているわけではないですが、モットーにしているのは

「好き嫌いなく何でも喜んで食べる子ども」に育ってほしいなということです。

 

何でも喜んで食べることができたら、きっといろんな人と食事をするのが楽しくなって、嬉しいこともいっぱいあって、

人の輪も広がって、いくつになっても毎日が充実して過ごせるんじゃないかな〜と思うのです。

何より、私自身が食べることが大好きで、日々感じていることです。

我が家では、バウンサーに座って3ヶ月頃から間近で料理する姿を見せています。

というより、目が届く範囲に座らせているから見ているといった感じ。

 

キッチンへの柵もなく、子どもが動けるようになっても出入り自由。

食材を触ってみたいと言ったら、何でも触らせて。

食べてみたいといったらすぐつまみ食いさせる。

作ってみたいと言ったら、安全な範囲でお手伝いしてもらう。

食卓だけが食べ物と出逢う場所ではなく、田畑にも連れて行ってみせたりします。

もちろん外食もします。

食べ物の絵本も良く読みます。

特に意識しているわけではなく、単純に好きだから。子どもも喜ぶからです。

特別なことではなく自然な流れで。

子どもが興味を持ったきっかけを大切に食を伝えていきたいなと思っています。

 

次男もそろそろ離乳食が始まります。

5年後、10年後、20年後。

おふくろの味として子ども達の記憶に残る物は何だろうなと楽しみに、

これからもマイペースに毎日のご飯を作っていけたらいいな♪

 

ちょっと長くなりましたが、節目に思うことでした。

 

 

杉水流 直子 / 日本フードコーディネーター協会認定 1級フードコーディネーター / 株式会社 Table of Smile 代表取締役

杉水流 直子 Naoko Sugizuru

日本フードコーディネーター協会認定
1級フードコーディネーター
株式会社 Table of Smile 代表取締役

鹿児島市出身。鹿児島純心女子短期大学食物栄養専攻を卒業後、甑島で3年、鹿児島市で2年、学校栄養士として食育と栄養管理に携わる。

株式会社寿福産業にて8年間、フードコーディネーターとして、メニュー監修や撮影スタイリング、店舗コーディネート、販売促進などを担当。