肝付町産品レシピコンテスト

2016年01月16日

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いつぶりの朝日だろう・・・キレイなオレンジ色にパワーをもらいながら出発!

 

肝付町の美味しい食材を使って「子どもがよろこぶオリジナルレシピ」をテーマに

料理コンクールが開催され、審査員長を勤めさせて頂きました。

書類選考を通過した5名の方が二次審査へ。実技での最終選考となりました。

 

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グランプリは鹿児島市の西ひろみさん。

「鶏の唐揚げ 辺塚だいだいソース」

とてもシンプルな料理ながら、だいだいの風味が良く、何個でも食べてしまいそうな爽やかな美味しさ。

辺塚だいだいソースは、鶏の唐揚げだけでなくお魚にも合いそうです。

大根おろしと一緒にステーキソースにしても美味しそう!

盛りつけも子どもが喜ぶよう工夫されていて、シンプルで普及性も高いというところが高評価でした。

 

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続いて、準グランプリは2名。

お一人目は、鹿児島市の紙屋輝美さんの「鯵菜の甘辛ソテー 旬の辺塚ダイダイ添え」

手作りのネームプレートも可愛らしいですよね。

子ども達がお魚と野菜を喜んで食べてくれるようにと、愛情がたっぷり詰まった一皿です!

肝付町は鯵も良く水揚げされるそう。

カラーピーマンもキャンピーという名前で特産品として流通しています。

鯵と野菜を一口大に切り、それぞれ適切に火を通して味付けしてあるので、とてもまとまりがいい美味しさでした。

 

 

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準グランプリお二人目は、鹿屋市の日高良子さん。

「宇宙餅」ネーミングが面白いですね。

作り方はとっても簡単!

ゆでた里芋をつぶして丸めたものに、小さく切った餅と片栗粉をまぶして揚げ、砂糖醤油を絡めて出来上がり。

家にあるものですぐ作れます。

砂糖醤油の味が、子どものおやつにもお父さんの焼酎のお供にも喜ばれそう!

 

 

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そして、審査員特別賞が2名。

1人目は、鹿屋市の濱本ルミ子さん作 「きんかんケーキ」

金柑漬けを刻んで、ピーナッツやアーモンドなどのナッツと一緒に、シュトーレン風に焼き上げたケーキです。

ホットケーキミックスを使って簡単に出来るところと、型も使用しない気軽さが良いと感じました。

子ども達もこんなケーキがあったら喜んで家に帰ってきてくれそうです。

ちょっとした手土産にも喜ばれそうなオシャレなケーキです。

 

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審査員特別賞お二人目は、肝付町の道中イツ子さんの「ねったいぼ」

ねったぼは、鹿児島の郷土料理でもありますが、道中さんのねったぼは、チーズが入っているのがポイント。

お孫さんもとても喜んで食べるそうです。

チーズを一緒に入れることで、まとまりが良くなり、成形しやすいとのことでした。

さつま芋も赤紫や黄色などカラフルに仕上げてあるので、とても綺麗でした。

一緒に添えてあったこぶ高菜の漬け物も美味しかったです。

 

受賞された皆さん、おめでとうございました!

 

惜しくも書類選考を通過できなかった中にも、いいレシピがたくさんありました。

肝付の産品、まだまだ広まってほしいなと思います。これからも応援しています!

 

 

帰りは大好きな荒平神社を眺めに・・・

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朝の寒さがウソのようにポカポカ。

透明感に癒されながら家路に着きました。

 

 

杉水流 直子 / 日本フードコーディネーター協会認定 1級フードコーディネーター / 株式会社 Table of Smile 代表取締役

杉水流 直子 Naoko Sugizuru

日本フードコーディネーター協会認定
1級フードコーディネーター
株式会社 Table of Smile 代表取締役

鹿児島市出身。鹿児島純心女子短期大学食物栄養専攻を卒業後、甑島で3年、鹿児島市で2年、学校栄養士として食育と栄養管理に携わる。

株式会社寿福産業にて8年間、フードコーディネーターとして、メニュー監修や撮影スタイリング、店舗コーディネート、販売促進などを担当。