いつぶりの朝日だろう・・・キレイなオレンジ色にパワーをもらいながら出発!
肝付町の美味しい食材を使って「子どもがよろこぶオリジナルレシピ」をテーマに
料理コンクールが開催され、審査員長を勤めさせて頂きました。
書類選考を通過した5名の方が二次審査へ。実技での最終選考となりました。
グランプリは鹿児島市の西ひろみさん。
「鶏の唐揚げ 辺塚だいだいソース」
とてもシンプルな料理ながら、だいだいの風味が良く、何個でも食べてしまいそうな爽やかな美味しさ。
辺塚だいだいソースは、鶏の唐揚げだけでなくお魚にも合いそうです。
大根おろしと一緒にステーキソースにしても美味しそう!
盛りつけも子どもが喜ぶよう工夫されていて、シンプルで普及性も高いというところが高評価でした。
続いて、準グランプリは2名。
お一人目は、鹿児島市の紙屋輝美さんの「鯵菜の甘辛ソテー 旬の辺塚ダイダイ添え」
手作りのネームプレートも可愛らしいですよね。
子ども達がお魚と野菜を喜んで食べてくれるようにと、愛情がたっぷり詰まった一皿です!
肝付町は鯵も良く水揚げされるそう。
カラーピーマンもキャンピーという名前で特産品として流通しています。
鯵と野菜を一口大に切り、それぞれ適切に火を通して味付けしてあるので、とてもまとまりがいい美味しさでした。
準グランプリお二人目は、鹿屋市の日高良子さん。
「宇宙餅」ネーミングが面白いですね。
作り方はとっても簡単!
ゆでた里芋をつぶして丸めたものに、小さく切った餅と片栗粉をまぶして揚げ、砂糖醤油を絡めて出来上がり。
家にあるものですぐ作れます。
砂糖醤油の味が、子どものおやつにもお父さんの焼酎のお供にも喜ばれそう!
そして、審査員特別賞が2名。
1人目は、鹿屋市の濱本ルミ子さん作 「きんかんケーキ」
金柑漬けを刻んで、ピーナッツやアーモンドなどのナッツと一緒に、シュトーレン風に焼き上げたケーキです。
ホットケーキミックスを使って簡単に出来るところと、型も使用しない気軽さが良いと感じました。
子ども達もこんなケーキがあったら喜んで家に帰ってきてくれそうです。
ちょっとした手土産にも喜ばれそうなオシャレなケーキです。
審査員特別賞お二人目は、肝付町の道中イツ子さんの「ねったいぼ」
ねったぼは、鹿児島の郷土料理でもありますが、道中さんのねったぼは、チーズが入っているのがポイント。
お孫さんもとても喜んで食べるそうです。
チーズを一緒に入れることで、まとまりが良くなり、成形しやすいとのことでした。
さつま芋も赤紫や黄色などカラフルに仕上げてあるので、とても綺麗でした。
一緒に添えてあったこぶ高菜の漬け物も美味しかったです。
受賞された皆さん、おめでとうございました!
惜しくも書類選考を通過できなかった中にも、いいレシピがたくさんありました。
肝付の産品、まだまだ広まってほしいなと思います。これからも応援しています!
帰りは大好きな荒平神社を眺めに・・・
朝の寒さがウソのようにポカポカ。
透明感に癒されながら家路に着きました。