第3期フードコーディネーターカレッジ2回目を開催しました!
2回目は商品開発がテーマ。
Table de Chicのオーナーシェフで1級フードコーディネーターの資格を持つ、寺地さんから
「料理人としての商品開発と食べ方提案」についてお話いただきました。
商品開発に携わる時にまずすること。心がけや味の作り込みの考え方など。
シェフならではの目線がとても勉強になりました。
2コマ目は、2級フードコーディネーターの池上さんから
「パッケージと役割 流通形態や表示義務の変化」についてお話いただきました。
実際の売り場や商品の写真をもとに、どんなパッケージが適切なのかをみんなで考え、
時代に合わせて変化してきた流通形態を実感することができました。
表示義務はどんどん深くなり、表示項目も増えてきています。
その中でどんな風に自分たちの商品を表現するかは、開発の中でも大きな課題です。
お昼は、前回講師の芝さんが3姉妹で経営されている、キッチンおんまとぺへ。
入口の黒板からお店の愛情が伝わってきます。
今日は8のつく日「鶏飯の日」
芝さん3姉妹は徳之島のご出身で、鶏飯に対するこだわりはとても深いのです。
滋味深いスープをたっぷりかけていただきます。
味噌豆や島もずくなど、鹿児島市内にいながら徳之島の味を楽しめるのが魅力です。
みなさん、おかわりして食べていました♬
午後からは「食をテーマにしたイベント企画」の話を私から。
イベントをする際に、心がけていることや忘れてはいけないことなどをお話しました。
そして「テーマ食材を基に商品企画を実践」では、今回のお題「辺塚だいだい」について
歴史や背景、現在の近況などをご紹介。
私が実際に開発に携わった商品の試食やPR動画を見ていただいたりして、イメージを膨らませ
自分だったらどんな辺塚だいだい商品を作るかを考えてもらいました。
実際に辺塚だいだいの果汁を1リットルずつお配りして、次回と最終回に向けて商品を形にしていくことを課題にしています。
美味しそうな商品イメージが膨らんで、どんな風に深まるかとても楽しみです!!
◆アンケートからご紹介
・料理人としての多くの知識を持って作る商品は、付加価値が大きいと思います。
・幼児から大人まで、年齢や場面に応じた提案をされていて素晴らしいと思います。
・漠然とおいしいものを作るだけでなく、こだわりやターゲットを明確にしてどうやって伝えていくかを大切に考えをよく構築してメニューを作っていく頭も大切と実感した。
・漠然とスーパーに並ぶのを見ていたが、みやすい・取りやすいにはどうしたら良いか、また表示法の知識も深まりました。
・パッケージを考える時に消費者目線に立って表示も材料表記等、鉄則があることがわかりました。
・開発者の思いだけでなく、お客様にとって魅力を感じる物作りが大事なことを知ることができた。インパクト、オンリーワンのパッケージ作りが大切だと思った。
・イベントを企画するのに半年〜かかることにびっくりした。話し合いを重ねることが大切だとわかった。
・イベントは最初から最後まで諦めることなく、省くことなくすることが成功の近道だと感じました。
・イベント企画するときのコンセプトやテーマの設定の背景にあることがとても素晴らしかったです。参加してみたいと感じました。
・辺塚だいだいの道のりを学び、味わい、魅力を感じることができました。さらに可能性を伸ばせる食材だと思います。
・商品企画の難しさを感じました。作り上げる喜びに繋げられたら嬉しいです。
・商品企画をすることは楽しいと思った。商品を実際に販売するまで現地に足を運び、生産者の思いを聞き、衛生面、保存方法、デザイン、たくさんの課題をクリアすることを学んだ。
・何年もかけて作り上げる大変さを想像します。でも実らせることができることを勉強して学びたいと思います
・物産館で見かける商品を実際に色々な視点で見ることができ、勉強になりました。いずれは野菜の商品開発ができたらと思っています。
・今まで試みたことがない体験でしたが、何かを作るということはその本来の味、個性を知る・感じるとともに、そのものの背景・特徴もよく知り、「生かしていく」ことを考えることが大切なのだと感じました。
次回は6月22日です!商品開発を深めることを色々な視点から学びます。
楽しみです(^^)