肝付町岸良まで、毎月通った3年間の集大成がいよいよ終盤を迎えます。
今日はリーフレットの本紙色校チェックでした。
辺塚だいだいに出会ったのは15年前。
前職の時です。
それまでは全く知らなかった柑橘なのに
美味しい味わい方を常々教えてもらって
年々魅力を感じるようになり、
起業してからも「辺塚だいだいの魅力を広めたいなー」と思っていたら、産地の肝付町からお声がけ頂き、携わることになりました。
今までなかった青果の流通も2年前から本格的に始まり、GI認証も受けて、全国的に有名なお店やメーカーが興味を持って使って下さるようになり、年々認知度が上がってきているのを感じています。
「辺塚だいだいって何?どんな果物?」と言われていたのは遠い昔。
「辺塚だいだい!あの香りのいい柑橘ね。美味しいよね」と言われることがここ2年ほどで、グンと増えました。
ブランディングに青果の流通は不可欠です。
多方面からの仕掛けも不可欠です。
この3年でたくさんの方が関わり合い、出来ることを積み重ねて、辺塚だいだいをとりまく環境は大きく変わりました。
皮を餌にしている、辺塚だいだいカンパチも県外からたくさんの注文があります。
アロマオイルや化粧品も完成し、ジワジワとファンが増えています。他にも色々な辺塚だいだい商品が完成し、肝付町の経済効果は2億円を超えたそうです。
私が商品開発に携わった辺塚だいだい商品は8商品完成。
①辺塚だいだいストレート果汁
②辺塚だいだいシロップ
③辺塚だいだい味噌
④辺塚だいだいクリーム
⑤辺塚だいだいマーマレード
⑥辺塚だいだいマヨネーズ
⑦辺塚だいだいドレッシング
⑧辺塚だいだいゼリー
9月の青い果実から2月の完熟果実まで、熟成度に合わせた商品開発は、産地だからこそできたこと。これからもずっと愛される商品であってほしいと思っています。
「地産知消」…地元で生産されたものを知って消費する。ただ消費するためのブランディングではなく、知って消費してもらうためのブランディングをこれからも心がけていきたいし、じっくり取り組んでいきたいと思います(^-^)
鹿児島にはこんな地域の宝がたくさんあること。
もっと多くの方に実感してもらいたいです。
3年かけたからできたこと。今回の事業で学んだことはとても多く、関わってくださった皆さんに感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました!