鹿児島づくしのテーブルコーディネート

2018年01月03日

昨年、南日本新聞さんからのご依頼で1月3日付朝刊の特集に携わらせていただきました。

「薩摩焼と大島紬、鹿児島の銘菓を添えて、徳之島産コーヒーと鹿児島産紅茶をメインにしたテーブルコーディネートを」とのご要望でした。

普段から、鹿児島の作家さんの器を撮影に使うことが多く、我が家にはいろいろな窯元さんの器があります。

ちょうど、薩摩焼フェスタと大島紬フェスティバルが開催されている頃でしたので、じっくり観せていただいて、イメージを膨らませていきました。

全体的にシックな雰囲気にして、銘菓は色が綺麗なものを中心に選んでみました。

薩摩きんつばは中の色が綺麗なので一口サイズにカットして盛り付けました。

昨年の薩摩焼フェスタでは型押しがお題で、各窯元さんが素敵な型模様の器を作られていて、その中の一つ、白薩摩の陶蔵窯さんの器に種子島のさつまいもチップスを。

徳之島のコーヒーはとても力強い味わいで、その味を表現できるような紅葉窯さんの器とONE KILNさんのドリッパーをセットで。

コーヒー豆を入れている木さじは、しょうぶ学園さんのものです。

紅茶は色が映えるように、つきの虫さんの紅貫入の器をセレクトしました。

ティーポットはCHIN JUKAN POTERRY。

他にも、TOKU窯さんの平皿に下堂園さんの抹茶チョコ。

ウェルハンズさんのガラスボールには、大阪屋さんのビーンズを。

他にも使いたい器や銘菓がいろいろありましたが、今回はこんな感じでまとまりました。

南日本新聞さんからも、できるだけ多くの窯元さんやお菓子屋さんを紹介したいとのことで、とてもありがたく感じました。

日頃から地産知消をお伝えしてますが、鹿児島には美味しい食はもちろん、その食をもっと豊かに魅力的にみせてくれる素敵は工芸品もたくさんあることを知っていただけたら嬉しいです。

ご協力いただいた皆さん、本当にありがとうございました!

杉水流 直子 / 日本フードコーディネーター協会認定 1級フードコーディネーター / 株式会社 Table of Smile 代表取締役

杉水流 直子 Naoko Sugizuru

日本フードコーディネーター協会認定
1級フードコーディネーター
株式会社 Table of Smile 代表取締役

鹿児島市出身。鹿児島純心女子短期大学食物栄養専攻を卒業後、甑島で3年、鹿児島市で2年、学校栄養士として食育と栄養管理に携わる。

株式会社寿福産業にて8年間、フードコーディネーターとして、メニュー監修や撮影スタイリング、店舗コーディネート、販売促進などを担当。