2013年に開催した魚市場での「100人でいただきます!」に続き、第2弾を日置市で開催しました。
今回の主役は「お茶」
日置はお茶の産地でもあります。
特に恋之原から飯牟礼地区は農面道路沿いにキレイな茶畑が広がっていて、新茶の時期にはドライブにもオススメです。
「日置の子ども達に、もっと地元のお茶の素晴らしさを伝えたい」と、日置市の茶業研究会の皆さんが中心となって準備をして下さいました。
みんなで茶摘みをして、茶業をこなす農機具の見学なども計画していましたが、あいにくの雨。
茶畑では1番茶の摘み取りが終わり、2番茶が元気よく芽をだしていました。
鮮やかな黄緑色の茶畑で深呼吸。
雨の雫もしたたり、きらきらとキレイな茶葉。
残念ですが、雨の中で茶摘みはできないので、急遽、飯牟礼小学校の体育館をお借りすることに。
お茶入れ教室とハンズ茶作りを地元の子ども達に体験してもらい、みんなで作ったハンズ茶で日置市の特産品を使ったお茶漬けを食べようと、いよいよスタート♪
まずはお茶入れ教室。
日本茶インストラクターの方が、お茶の効能や種類、美味しい淹れ方を教えて下さいました。
美味しいお茶をいれるにはお湯の温度は70度が適温と言われますが、温度計がなくても70度を見極める方法など、みんな興味津々!
できたての新茶をぜいたくにたっぷり使って、美味しいお茶を飲みました。
たかがお茶。されどお茶。
丁寧に淹れると、こんなに甘味があってまろやかで美味しいんだ!!と改めて感動する味でした☆
続いて、ハンズ茶体験。
ハンズ茶の「ハンズ」は「かめ壷」のことで、かめで茶葉を煎って、その後、手もみして作ります。
大きな茶葉が、かめのなかでしんなりしてきて、茶香炉のような良い香り〜
子ども達も交互に、みんなでかめの茶葉を煎りました。
ある程度しんなりしたら、鉄鍋の上で更に煎ります。
このうちわがなんともなじんで使いやすかったです。
煎り終わった茶葉をざるにとり、もみこむようにして何度も何度も手もみ。
この作業が意外と大変!
なかなか、茶葉がもめないというか、茶葉が小さくならなくて、子ども達も苦戦しました。
昔は全部手もみしていたそうですが、1杯のお茶を飲むために果てしない作業があったんだな〜と、改めてビックリ!
茶摘みの時期は家族・親戚が総出でしていたのも頷けます。
さて、ようやく念願のお茶漬けを・・・
今回は日置市の特産品を使って、この日しか食べられないお茶漬けにしようと、江口浜で穫れる「しらす干し」を具材に選びました!
ちょっと、しらす干しが隠れてますが・・・
あられと海苔と、地元の方が作ってくれた梅干しをのせて。
自分たちで作ったハンズ茶をかけて「いただきまーす!!」
煎りたてのハンズ茶はあっさりとしていて、しらす干しとの相性も抜群!
「おかわり!」の声も続出でした(^^)
会場には「お茶バー」も開設。
日置茶で作った、いろんなアレンジティーを皆さん楽しんでいました。
繁忙期で大変な中、協力して準備して下さった茶業研究会の皆さん、地元の皆さん、本当にありがとうございました!
身近なお茶について、参加された皆さんの心に少しでも何か残れば幸いです。
鹿児島のお茶は、生産量全国2位!日本一早い新茶として有名です。
美味しい新茶を、皆さんもぜひ楽しんで下さいね♪
生産地で学び、みんなで一緒に食べる「100人でいただきます!」
次回はどこで開催できるのか・・・楽しみです☆
オファーお待ちしています(^^)