104人でいただきます in阿久根のイワシ(丸干し工場体験編)

2023年10月04日

6月に伺った、阿久根のイワシの水揚げ現場

その体験をもとに、地元の皆さんも一緒にアイディアを出し合い、104人でいただきますの企画内容が決定!

阿久根のイワシに携わる方が一丸となって「イワシ一家」というチームを立ち上げ、【10月4日 イワシの日】の本番を迎えることができました。

今回は一般募集はせずに、「地元の子どもたちへまるぼし文化を伝えたい!」という皆さんの想いから、阿久根めぐみこども園の年中・年長さんを招待しました!

最初の学びは鈴木海産さんにて。丸干し工場の体験&探検です。

阿久根にこんな場所があるって、みんな初めて知るんじゃないかなー(^^)不思議そうに入ってくる子どもたちを、完全防備スタイルの大人たちが迎えます(笑)

スタッフの皆さんが勢揃いで、私もびっくりしましたが、理由は後ほどわかりました。

3つの班に分かれて、工場内を探検。

まずは−20度の冷凍庫から。初めてで、寒さよりも白い冷気に怖がる子もいました。お化け屋しきみたいに感じたかな〜

反面、寒さを楽しむ子も♪

「寒ーーーい!!!」と言いながら、はじける笑顔!

そして、次はクイズへ。

スタッフの皆さんが楽しい◯✖️クイズを準備してくださっていて、子どもたちも真剣に答えていました!

クイズのプレートに興味津々!正解した子は嬉しそう。

楽しいクイズをありがとうございました。

そして、一番伝えたかった体験がこちら!

準備されたのは1本の棒と、10匹のイワシ。

これを使って・・・

みんなでイワシの目刺し体験!

なんと、子ども1人に対してスタッフさんがマンツーマンでついてくださって、丁寧に体験させてくださいました。

魚の目に棒を刺すのも、10匹を1本に刺すのも、初めてでどんな反応するかなと思っていたのですが…

怖がる子は1人もいなくて、むしろみんな真剣!!

自分で目刺しにしたイワシを20秒間水洗いする作業。(下処理の塩分を抜くためです)

干していきます。

なんと、自分の名札がついてるんですよー!

この丸干しは、鈴木海産さんが丁寧に仕上げてくださって、後日、阿久根めぐみこども園さんに届けられました。

表には子どもたちそれぞれのお名前が入っていて、裏面の製造者のところは園名まで入れてくださいました✨

すごすぎませんか?感動しました!!

子どもたちへの優しさと愛に溢れた、阿久根のイワシ体験。

みんな大興奮で、おうちの人に伝えたんじゃないかなと思います。

これを機に、家庭で丸干しを食べる機会が増えたら嬉しいです

鈴木海産のスタッフの皆さん、楽しく丁寧に教えていただきありがとうございました!!本当に素晴らしい体験で、もっとたくさんの子どもたちに伝えたいなと感じました。

「104人でいただきます in 阿久根のイワシ」

ボリュームありすぎて、書ききれないので、後編へ続きます。

 

杉水流 直子 / 日本フードコーディネーター協会認定 1級フードコーディネーター / 株式会社 Table of Smile 代表取締役

杉水流 直子 Naoko Sugizuru

日本フードコーディネーター協会認定
1級フードコーディネーター
株式会社 Table of Smile 代表取締役

鹿児島市出身。鹿児島純心女子短期大学食物栄養専攻を卒業後、甑島で3年、鹿児島市で2年、学校栄養士として食育と栄養管理に携わる。

株式会社寿福産業にて8年間、フードコーディネーターとして、メニュー監修や撮影スタイリング、店舗コーディネート、販売促進などを担当。